みなさんこんにちは!
根本税理士事務所です。
長期インターンシップを通して、経営者だけでなく長期インターンシップに参加している大学生ともたくさん出会うことができました。
長期インターンシップに参加する人はただの「意識高い系」だと思われがちですが、そう思っている人の人生はもうオワコンですよ。
参加した人は曲がりなりにも社会経験を半年おこなったことで、「働くこと」に対しての価値観がだいぶ変わっています。。。
今回は僕が感じた長期インターンシップに「参加した人」と「参加してない人」の違いを徹底的に解説していきます。
長期インターンシップに挑戦をしようと考えている方は必見です。
こんな方におすすめ
- 長期インターンシップに挑戦しようと考えている人
- 大学生活が半分おわって、何も成長していない自分に気づいた人
- いまの自分から変わりたいと思っているが、何をすべきか分からない人
「長期インターンシップ」は、就活に役立つだけではなく、その後の人生にも大きな影響をもたらす優れものです。
僕は長期留学もして、長期インターンにも参加した、いわゆる世間的に見て意識が高い系の人です。
そこで、両方に参加した僕が言いたいことがあります。
それは、、、
「長期留学」するくらいなら、「長期インターンシップ」に参加した方がよっぽど人生のためになるです。
語学を学んだり、異文化に触れることができるのが「長期留学」の強みですよね。
でも、それを経験したからと言って、留学してない他の学生と明らかに秀でることはないです。
日本に居ながらでもすごい語学が上手な人はいます。
語学能力を上げたいと思っているんだったら、彼らのように日本でできますし、異文化に直接触れたいのなら旅行や海外ボランティアで十分だと僕は思います。
語学が上手な人を雇うんだったら、外国人で日本語を話したり、海外に正規留学している人を雇う方がよっぽど良いです。
半年や一年そこらの留学をしたくらいでは、飛びぬけた能力をもつ学生にはなれません。
また海外でインタ-ンシップをしようと言う方がいますが、基本的にやっていることをみると、「日本のアルバイトの延長線」に他ならないです。
本当の意味でのインタ-ンシップをやろうとしても、日本語でしっかりとした実務経験もしたことないのに、いきなり海外でなんて難しいです。。。
さて、いきなり「長期留学」の欠点ばかり述べてきましたが、社会に出る前に「長期間を海外で過ごしたい人」、「海外で旅行したい人」なら
長期留学に行くのは全然いいと思います。
しかし、就活や社会に出るために留学をするなら、あまり行くのはオススメしません、
時間を無駄にする可能性がものすごい高いです。
もう一度いいます。
長期留学で半年や一年の期間を無駄にするくらいだったら、「長期インタ-ンシップ」をする方がいいですよ。
長い前説となりましたが、タイトルにもある通りここから「長期インタ-ンシップ」をするべき理由を三つ書いていきます。
「知っていること」を「やってみたこと」に変える
知っていることと、やってみたことには大きな違いがあります。
言わずもがな、「やってみたこと」の方が何百倍も重要です。
知識というのは持っているだけでは、何の役にも立ちません。
大学に行けばたくさんの学びができ、それが知識として自分の中に蓄積されていくと思っている方がいますが、それは違います。
知識を使って、まず考え、行動することで、ようやくその知識が身についたと言えます。
例えば、野球をしている人が何百冊の本を読んで、野球に関する知識を蓄えたとしても、それでは野球は上手くなりません。
本で得た知識を実際に体で覚え、使ってこそ野球は上手くなっていきます。
マーケティングの知識をたくさん持っていたとしても、実際にマーケティングをしている人の方が何百倍も力を持っています。
就活においても、人生においてもそこが重要なんです。
長期インタ-ンシップは、大学や今まで学んだ「知っていること」を「やってみること」に繋げるための練習の場です。
知っていることを実際に使って練習をし、
社会に出る前に「やってみたこと」が増えれば増えるほど就活でも有利に動くことができます。
僕が知っている長期インターンシップだと、学生が裁量権を持っていくつかの業務を任せてもらえます。
自分を主導にその業務を行っていくために、自分で考えて行動しなければ周囲が納得のいく成果を出すことは難しいです。
当事務所だとただ簿記や会計の知識を持っているだけでは、不十分です。
基本的に覚えた知識でそのまま業務が進むことなんてほとんどありません。
今まで培ってきた知識を使おうとしても、実務と経験は違いますし、いろいろな考え方を持っていたとしてもそれは机上の空論です。
実務っていうのは例外ばかりなんですよ。。。
野球がうまくなりたくて、本ばかり読んでいても一向に上手くなりませんよね。
上手くなりたかったら、本などで得た知識を実際に使ってみて、試行錯誤をしていくことでようやく上手くなり、自分の技術として持つことができます。
大学のゼミや授業でいくら経営・経済または語学などの知識を得たとしても、使ってみないと本当に習得した知識とは言えないと思います。
では、その知識を大学生はどうやって自分のものにしてけばいいのか?
マーケティングについての知識だったら、マーケティングの実務をすることができるインターンシップに参加させてもらうこと。
語学を仕事に使いたかったら、実際に仕事で語学を使うところでインターンシップをすること。
これに尽きると思います。
もちろん、アルバイトや留学、短期インターンシップで得ることはできますが、「裁量権」であったり「責任」をもってやることができるのは長期インターンシップだと思います。
例えば、アルバイトで失敗をして最終的に責任を負うのは誰ですか?会社の利益に直結しない短期インターンシップで「ホンキ」になって挑戦することができますか?
僕の知っている長期インターンシップでは、インターン生と社員の区別がなく、失敗をしたら自分で責任を取るのが当たり前です。
だって社会人の一員として業務を行うんですから!!!
そうなると自然に「考えて・行動する力」が身につくと思います。
僕だとお客様の新規事業の立ち上げをお手伝いさせてもらったのですが、始めるにあたってのリスク管理などを考えてお客様に伝える必要がありました。
本当にこの事業が将来的に持続可能なのかを考えるには、ただ知識を持っているだけでは難しかったです。
もし僕の安易な知識でお客様に Goサインを出してしまったら、すごい損失を出してしまうことになるかもしれません。
こんな経験は、ただ大学生活を送っているだけで得られませんよね?
働くことに対しての不安がなくなる
二番目の理由はこれです。
「社会に出るってどういうことなの?」、「アルバイトと仕事って何が違うの?」
ほとんどの学生さんが社会に出るまえ、就活をするまえに感じる疑問ではないでしょうか。
社会経験としてアルバイトをしたとしても、社会人とアルバイトでは大きな違いがあります。
実際に僕自身も、「長期インタ-ンシップ」をする前までは、このような疑問を持っていました。
しかし、「長期インターンシップ」を経験したことで、そんな不安は一気に吹き飛びました!
私が思うに社会人とアルバイトの違いは責任をどうとらえるかだと思っています。
私が参加した長期インターンシップは雇用形態はインターン生ですが、会社側から社員の一員として扱われました。
社員として扱われることの何が違うかというと「責任感」が違います。
具体的になにが違うかというと、、、誰目線で考えているかだと思います。
アルバイトだと与えられた仕事にミスがないように働くと思いますが、あくまでも主観で仕事をしてしまいがちです。
一方、社会人は客観的です。相手の会社がより大きく成長できるように提案であったり改善策を提供します。
客観的な考えで仕事をしているからこそお客さんの要望に即した対応することができます。
例えば野球だと自分自身をバッターだと思ってください。
アルバイトの場合は、急遽人数合わせで呼ばれた助っ人という形がイメージしやすいでしょうです。
特に成果を求めることは要求されてなく打席に立って守備に参加してくれればいいなくらいにしか周りは思っていません。
なので得意なコースにきたら全力で振ることを考えて打席に立っているでしょう。
一方、社会人の場合は、勝ちに拘っているチームの主要メンバーという形でしょう。
ほんとに勝ちたいので相手のピッチャーの配球やスタミナを考えて相手チームが嫌がるプレーを求められているでしょう。
なので得意なコース以外でも相手の状況に合わせた打球を打つと考えて打席に立っているでしょう。
つまり、アルバイトと社会人の違いは、相手のことを考えたうえで相手に合った行動を責任もって選択できるかということです。
自分の主観的な考えだけで行動するのは楽ですが、それではお客さんは本当に喜んでくれません。
お客さんの立場になって考えて行動することで「そこまで考えてくれたのか」とお客さんは喜んでくれます。
そこまで責任を持って行動できるのが働くということだと思います。
私は長期インターンに参加しビジネスの場でこれらを体験したことで働くことへの不安が解消されました。
短期ではなく長期のインターンシップだから仕事を任せてもらいお客さんと直接やり取りすることも少なくなかったです。
長期インターンシップを募集している会社は、長期間にわたってサポートできる体制が整っている会社です。
仕事に無知な学生を受け入れるのですから体制が整っていないと仕事を任せることができないですからね。
しかし、長期インターンシップを募集している会社の会社名はあまり聞いたことがないところが多いと思います。
それには理由があります。上場している有名な大手の企業の場合は、仕事の内容が大きすぎてどんなに優秀な学生でも任せることができないからです。
社員を何千人と雇っているような大きい会社は、お客さんと直接やり取りするような仕事を任せるとミスした時の損失が大きすぎて学生にその責任を負わせることができない場合が多いです。
仮にミスを気にせずやらせてもいいという会社があったとしても既に優秀な社員が数多くいるためその方たちに仕事を振ります。
ですので、有名な会社では損失のリスクを避けるために短期的なインターンシップで、内容はワークショップやロールプレイングが多いです。
このようなインターンシップは、会社の雰囲気や職場環境を知るにはもってこいですが、自分の成長に繋がるか?といえばあまりそうとは言えないですね。
自分の成長に繋がるインターンシップ先の見つけ方については、以下の記事で紹介してます!
自分の適性が理解できる
就職活動で悩む多くの人が、自分の好きな仕事や業界は何かわからないという現象に見舞われると思います。
それは、これまでの人生において自分にどの職業が向いているのかを考えたことがないからです。
考えたこともないのに答えなんてでるわけないですよね。
何が向いているかわからない人にはズバリ「とりあえずやってみよう」としか言えません。
ココがポイント
何も経験したことがないのに憶測で判断するのは三流です。
情報を調べたり、聞いただけで満足して経験しないのが二流です。
とりあえずやってみる、経験してみるというのが一流です。
行動することにより新しい発見が何か必ずあります。
いまは成功している実業家でも過去には数多くの失敗した経験があるから成功しています。
行動し経験しないとわからないことばかりです。
そして、その選択肢に長期インターンシップを入れるべきです。
長期インターンシップは、実際の仕事として経験することができるため仕事特有の緊張感や責任感を持ったうえで経験を積むことができます。
経験することでその業種や業務内容について好きか嫌いかの発見があります。
また、長期インターンシップは期間が長期間な分、有給である場合が多いです。
学生にとってはありがたい話ですね!
とりあえずやってみれば、その仕事が好きか嫌いかがわかります。
好きだった場合それを深く掘り下げて様々な角度から見れば自ずと答えは見つかります。
嫌いだった場合、それが嫌いということがわかったのでその嫌いの原因探ります。
嫌いと思ったには何か原因があるのでそれを特定します。
原因も深く掘り下げて様々な角度から考えましょう。
好きや嫌いに理由なんてないという方は、分析する力が圧倒的に不足しています。
好きや嫌いと判断したということは何かしらの理由があります。
人と話すのが嫌いと思っていても、実はおじいちゃんくらいの年配のかたと話すのが苦手なだけであって子どもと話すのはむしろ得意かもしれません。
他にも事務仕事が嫌いという方は、もしかして長時間椅子に座っていることが嫌いだから事務仕事が嫌いになっているかもしれません。
なのに事務仕事が嫌いと思い込んでいるかもしれません。
物事を判断するには何かしらの理由が存在するので、その理由を特定することが自分の適性を知る第一歩になります。
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