みなさんこんにちは。
今回はタイトルの通り、
「インターンシップの種類と目的の違い」についてお話しします。
大学に入学してから「インターンシップ」という言葉があちこちで飛び交い、
インターンをやっておくべきだって分かってるけど、
とみなさん困っているのではないでしょうか。
そこで今回、圧倒的に情報不足で、判断材料が少なすぎる
インターンシップについて現役インターン生が徹底解説します!
インターンシップの種類
まず初めに、インターンシップは大きく2つに分けることができます。
・長期インターンシップ
・短期インターンシップ
それでは、上記2つを順番に解説していきます。
長期インターンシップ
ポイント
①3カ月以上の勤務が必要である。
②有給インターンシップの可能性が高い。
③仕事の裁量権が大きい。
④社会人としての基礎が身につく。
⑤内定につながることがある。
①基本的に3カ月以上の勤務が条件となります。
しかし、6カ月以上の勤務を条件としている企業が多いので、
長期インターンシップ=6ヵ月以上のインターンシップと考えてOKです!
また、週に何日以上の勤務といった条件も加わることが多いので、
半年間インターンシップに集中できる環境を整える必要があります。
半年間のまとまった時間を確保することは難しいですが、
インターン期間を個別に対応しているケースが多いので、
期間や開始時期については、
インターン先の企業に質問してみましょう。
②長期インターンシップは有給の場合が多いです。
給与形態や金額は会社によって異なりますが、有給インターンが基本となっています。
ベンチャーやスタートアップでのインターンの場合は、
週5日勤務や長時間勤務などにより、かなりの金額をもらっている学生もいます!
しかしお金だけを目的に頑張ることは難しいので、
なぜインターンシップをやっているのか目的を明確にして、
高いモチベーションを維持する事を心掛けましょう!
③任せてもらえる仕事の裁量権の大きさは、
長期インターンシップ最大のポイントと言って良いでしょう。
社員と同じ業務を行うケースがあることもあり、
会社の売上に関わる重要な仕事に携わることも出てくるでしょう。
責任やプレッシャーが大きい分、
やりがいや成長はアルバイトで感じられないものになります!
④業務を通して社会人としての基礎を身に付けられます。
インターン期間中に行う業務にもよりますが、
社外とのやり取りや、社内でのプロジェクトを通して、
何をどの手順で行っていけばよいかを何度も体験できます。
また、毎日初めてのことばかりで失敗することは日常茶飯事。
落ち込む暇を作らず次の仕事に取り組みましょう!
失敗から学んで次に活かす経験は社会人の大切なスキルの一つです。
⑤長期インターンシップ後内定に繋がることがある。
長期インターンシップを経験した学生を採用することは、
企業と学生の双方にとってメリットが大きいです。
学生側は職場の雰囲気や業種・職種・企業特有の業務も知っており、
就職してから自分に合わなかったというミスマッチを防ぐことができます。
企業側は学生の能力を事前に把握できることはもちろん、
即戦力として入社してもらえること、
ミスマッチを防ぐこと等が期待できます。
次に長期インターンシップのメリットとデメリットを見ていきましょう!
長期インターンシップのメリット
ポイント
・圧倒的な自己成長
・社会で通用するスキルを身に付けられる
・視野が広がる
・知識の使い方が分かる
・社会に出るイメージが湧く
圧倒的な成長ができる
長期インターンシップ最大のメリットは「自己成長」です。
半年間大きな責任を伴いながら業務に取り組むため、
大学での授業やアルバイトでは味わえない経験ができます。
インターン先の業務によって何が成長するか異なりますが、
半年のインターンシップを通じて自分のみならず、
周りの人が成長を感じてくれるようになります。
自分をより成長させたいと思っている人は、
長期インターンシップに向いていると言えるでしょう!
社会で通用するスキルを身に付けられる
「新人社員研修」で身に付けるようなビジネスマナーは、
半年間の実践の中で培われます。
また資料作成能力やメールの書き方なども実践を通して自然と身につくので、
就職活動の際に上記のことで困ることはありません。
さらに、資料作成では分かりやすく、伝えたいことが明確な資料が求められるので、
学校のレポートを作成するときも主張を正しく書くことができるようになります。
視野が広がる
どの業種・職種でも当てはまりますが、
会社に一歩足を踏み入れると、
そこには今まで知らなかった世界が広がっています。
インターン先の業種の情報はもちろんのこと、
周辺産業や関連業種についての情報が毎日のように入ってきます。
そして知っている分野・興味がある分野が増えるほどニュースや広告に注意が向き、
世の中にあふれた大量の情報を理解した上で吸収することができます。
知識の使い方が分かる
資格は取ったけど本当に役に立つの?
インターンを始める前は私も学校で習う勉強がいつ・どこで役に立つのか
全く想像できませんでした。
しかし、実際にインターン生として社会にでてみると、
知識や勉強が役に立たないのではなく、
それを正しく有効に使うことが難しいということに気づきました。
そして使う場面や方法が分かった時点で、
知識量が不足していることや知識が偏っていることがはっきり分かり、
大学の授業や本・ネット上で知識を補いました。
この気づきは早ければ早いほど、
後の行動が変化し、大学生活もより充実したものになるでしょう。
社会に出るイメージが湧く
長期インターンシップでは、
フルタイムで業務に取り組んだり、長期間勤務することで
学生でありながら、半分社会人のような生活を送ります。
さらに、大まかに一か月の仕事の流れを理解できると、
社会人はこのようなサイクルで生活を送っているのかというイメージが明確に持てます。
長期インターンシップのデメリット
ポイント
・自由な時間が確保できない
・大きな責任が伴う
・学業との両立が難しい
自由な時間が確保できない
長期インターンシップをやるうえで一番のデメリットは、
自分の自由な時間を確保できないことです。
学校の授業とインターンシップに加えて、アルバイトやサークルを
やっている場合は自由な時間がほとんど確保できません。
また長期旅行や、平日に友人と遊びに行く計画を立てるときは
インターンシップ先との相談になる場合があるので、
インターンシップ期間中は友人・家族・アルバイト先の理解を得ることも大切です。
アルバイト先の理解が得られない場合は、
思い切って辞めてしまうという決断も必要になるでしょう。
大きな責任が伴う
責任の大きさは長期インターンシップのメリットでもあり、デメリットでもあります。
任せてもらえる仕事が大きく、期限内にどれだけ質の高い成果を残せるのかを
学生の内から体験できることは良い経験ですが、
プレッシャーを強く感じてしまう性格の場合、
インターンシップが苦痛に感じてしまう可能性もあります。
同期や話しやすい上司、インターンシップ担当者に相談ができる場合は、
相談しながら無理のない範囲で活動すると良いでしょう。
学業との両立が難しい
長期インターンシップと学業の両立は2つの理由で難しいです。
①インターンシップの疲労で授業を休んでしまったり、
契約条件を満たすために授業を休んで勤務する必要がある場合。
②インターンシップが楽しすぎて、学校に行くことが面倒になり、
授業を休みがちになってしまう場合。
短期インターンシップ
ポイント
・3カ月以上の勤務が必要
・会社説明会や社員交流を目的としている場合がある
・いろいろな企業を見たい人にはおすすめ!
・一つのプロジェクトの立ち上げからリリースまでを経験できる
基本的に3カ月未満の勤務になります。
代表的なものは、1day、3days、1week、2weeksです。
短期インターンシップの多くは無給のものが多く、
また3・4年生が対象の場合が多いです。
これは、インターンシップが就業体験という目的ではなく、
会社の説明会や簡単なワーク、社員交流等を目的としているからです。
会社の認知度向上や理解を深めることを目的としているため、
学生が気軽に参加しやすく、いろいろな企業を見ることができるので
色々な職業を見たい学生におすすめです!
しかし、1カ月~3カ月のインターンシップの場合は、
1つのプロジェクトを成功させるためにチームを組み、
実際の仕事を回す体験ができます。
立ち上げからリリースまでを経験できる機会は貴重なので、
興味のあるプロジェクトに積極的に応募すると良いでしょう!
この場合は、期間も時間も長いため、有給でのインターンになる可能性が高いと言えます。
短期インターンシップのメリット
ポイント
・多くの会社を知ることができる
・様々な業種や職種についての知識が深まる
・企業にアピールできる
・選考の一部が免除される場合がある
・就活仲間に出会える
多くの会社を知ることができる
就職活動を控えて、大多数の学生が同じことに悩みます。
就活の軸?そんなの分かってたら苦労しないよ
多くの学生が悩むのは当然のことで、
どんな会社があるのか、知っている会社は何をしているのか、
営業・企画などの職種の人は何をしている人なのか、
業界の伸びしろはどのくらいあるのか等、
就活を始める前の学生は圧倒的に情報不足なのです。
そのため、合同企業説明会に参加するだけでなく、
実際に会社に行ってみることで、
より多くの情報を得ることができます。
さらに、短期インターンの場合は、
何社も企業を見に行くことができるので、
興味のある業界・職種などがわからない人におすすめです!
様々な業種や職種についての知識が深まる
短期と言えども、そこで働く人の声が聞けたり、
働いている姿を見られる経験は貴重です。
会社の悩みや困っていることが聞けた場合はしっかりと内容を覚えておきましょう。
何社か回っているうちに、
「この悩みは業界共通の悩みなのか」
「これってどこの会社にも共通する問題なんだな」
「この職種はここが難しかったり、ここが面白さだったりするのか」
と気づくことがあります。
そして、○○業は~だ、○○職は~だという自分の中である程度の認識ができるようになります。
ある程度の分類ができた時点で、
わたしがやりたい仕事に近いものはどれだろう、と就活を始めることができることは、
短期インターンシップに参加する大きなメリットでしょう。
企業にアピールできる
短期インターンシップでは、簡単なワークや事前課題を行う企業があります。
業務に関連するワークもありますが、自己分析や話題のテーマについてのディスカッションなど
様々なワークを実施しています。
事前課題で学生の能力を把握する場合もあれば、
実際のインターン中のワークに取り組む姿を見て、学生を評価する場合もあります。
いずれにせよ、企業の方はワークを通して学生を見ています。
この言葉は98%くらい嘘だと思って参加してください!
本当に興味のある企業はもちろんのこと、
興味が出て後に採用選考を受ける場合があるので、
積極的にワークに参加し、しっかりと企業にアピールしましょう!
選考の一部が免除される場合がある
先ほどの企業へのアピールと近いですが、
インターンシップに参加したひとは1次選考免除や、
ワークで優秀だった人は3次選考からスタートなど、
選考で有利になる場合が多いです。
何度も言いますが、
は98%嘘です。
もし興味がある会社がインターンを募集していたら積極的に参加しましょう。
もし仮に募集していなかった場合は大チャンスです!
インターンに行きたいのですが、受け入れてもらえないでしょうか。
と連絡をするだけで、企業はあなたを覚え、印象がぐっと上がります。
就活仲間に出会える
短期インターンでは、自分と同じようなことに興味を持つ学生、
同じ悩みを抱えている学生と出会うことができます。
ワークや座談会で意気投合して、
インターン後にご飯を食べに行くことがあるとよく聞きます。
就職活動で悩んだときに相談できる仲間ができる機会はそうそうありません。
短期インターンに参加した場合は積極的に周りの学生と交流してみましょう。
短期インターンシップのデメリット
ポイント
・長期休暇期間中に時間を割く必要がある
・選考通過が困難
・必ず選考が有利になるわけではない
・本選考にエントリーできない可能性がある
・企業にとって都合の良い情報ばかりが開示される
・実務に触れられないことがある
長期休暇期間中に時間を割く必要がある
短期インターンシップの多くは春休み・夏休み・冬休みに行われます。
また、開催場所は東京・大阪・福岡・名古屋の場合が多く、
地方に住んでいる学生にとっては参加するだけでも交通費と時間がかなり必要です。
多くのインターンに参加しようとした場合には、
インターンを優先に予定を埋めたり、お金のやりくりをするので
長期期間中も色々な事に気を付けながら生活することになります。
選考通過が困難
短期かつ有給のインターンは志望者が多く、
インターン参加者を絞り込むためにも企業側は厳しい選考課題を課します。
課題はなくとも、書類選考がある場合がほとんどです。
5日間のプログラムで10万円ほどの報酬を出すインターンシップもありますが、
企業側は優秀な学生を獲得したいと考えているので、さらにライバルの学生はレベルが高いでしょう。
課題に熱心に取り組むことで、自分の力はつきますが
確実に参加できるとは限らないので注意が必要です。
必ずしも選考が有利になるわけではない
厳しい選考課題を通過してインターンシップに参加したとしても、
選考にあまり関わってこない場合や、
インターン中の成果を見られて選考が不利になる場合も考えられます。
選考を通過し、インターンに参加できたから
就職活動時はかなり有利だろうと油断してはいけません。
インターンに参加したことを自信にしながら、
企業にインターン後から就職活動までにどれだけ成長した姿を見せられるかが大切です!
本選考にエントリーできない可能性がある
上記のように、インターンシップの成果が
本選考の時の選考に影響を及ぼすことがあります。
せっかく志望をしていた企業なのに、
インターンの結果を反映されて選考から弾かれてしまうことも。
ただし、選考前に会社の業務を体験できることのメリットの方がはるかに大きいので、
インターンシップには積極的に参加しましょう!
企業にとって都合の良い情報ばかりが開示される
プロジェクト型のインターンシップを除き、
1日~3日程度のワークを含む会社説明会型のインターンシップの場合、
参加者が会社のごく一部しか見られないことから、
企業の良い部分のみを強調している場合があります。
ですが質問できる時間や、社員の方との交流を設けてくれている場合が多いので、
その時間に思い切って質問をしてみましょう!
本当のことや、説明には出てこなかった話が聞けるかもしれません。
実務に触れられないことがある
上記のような1日~3日のインターンシップの場合、
実務とは関係のないワークに参加することもあります。
新たな仲間ができること、知らなかった情報が手に入ることは有益ですが、
結局会社のことがよくわからなかったということもあります。
上記のように、交流の時間はほとんどの確率であるので、
積極的に活用していきましょう。
まとめ
長期インターンと短期インターンの違いとメリット・デメリットについて
少しでも理解できた!と思ってもらえればうれしいです。
それぞれのメリット・デメリットを把握したうえで大切なのは、
一歩踏み出す勇気です!
インターンに参加してみようかなと少しでも思った時点で、
申込ボタンを押してしまいましょう!!
長期インターンシップに挑戦したい方は、こちらをご覧ください。
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