インターン体験談
今回は、9代目インターン生の体験談を紹介します!
プロフィール
大学名 金城学院大学
実施期間 大学2年生の3月から大学3年生の9月まで
インターンのきっかけ
長期インターンシップを志望した理由は、g-netが主催するインターンフェアで根本先生から聞かれた「アルバイトが気にする103万の壁ってなんで103万かわかる?」という質問に全く答えられず暗記した知識が応用できなかったことを痛感したからです。
取得したFP及び簿記の資格が実際社会でどの様に活かされるのか試したい、そして足りないものを発見し、社会人になる前にインターンシップを通して更なる磨きをかけたいと思いました。
実践的に企画提案や社長の右腕として参加できる経験は学校では得ることができないと思います。
また、たくさんの貴重な経験ができるのは長期インターンシップでしか学べない一番の強みだと感じたからです。
また、先輩が直接インターンシップを通して感じたことやこれからのビジョンを語る姿がとてもかっこいいと感じ憧れを持ちました。
インターンシップフェアに参加して、インターンシップの最中の学生が同じ歳には思えないくらいに輝いていて自分の思い描くキャリアビジョンがあり、自分のキャリア形成における意思の強さが伝わり、私も先輩方のように芯の強い人間になりたいと思いました。
このようにキラキラ輝いているOGOBの先輩方やパワフルな社長の背中を見て学びたい、そして私も力になりたい!夢を実現させたい!と考え、長期インターンシップに参加しました。
インターンで行ったこと、その時の心情
事務所では相続や会計入力、企業訪問など様々な業務に携わりました。
最初はやる気に満ちていたものの、入社時期が確定申告期間だったこともあり専門性の高いタスクばかりで資格を活かすことが出来ず全く歯が立たず、単語の意味を一つも理解できない状態で自信がなくなり焦る気持ちでいっぱいになりました。
この気持ちを何とか変えようと更なる資格取得や学業に専念しました。
しかし、学校の試験勉強や資格試験の勉強に加えサークルやゼミなど忙しくなり徐々にインターンに出勤できる日数が少なくなっていました。
目先のことで手がいっぱいになってしまい、日常業務のみしかこなせず、モヤモヤした時期が続きました。
同じ頃、同期が成長して卒業していく姿を目の当たりにし、「私は何をこの4か月で得られただろうか」と考えるようになりました。
そして、これといった強みを得られていないことに気づき、ただ長期インターンシップに参加しているという満足感に覆われていて肝心の問題が見えていなかったことに気づかされました。
そこで救ってくださったのが、先生や先輩方でした。
学校の試験や資格試験が度々重なりインターンが疎かになっていました。
徐々に掛け持ちが難しくなってきた事が引き金となり闇雲に目の前の事をこなす事だけで精一杯で何事にも優先順位をつけることができず中途半端で終わっていたことを指摘してくださり、ハッと気づかされました。
そこでまず初めに原点に戻り、自分自身の見直しを行いました。
すべて文字に書き起こして問題をアウトプットしたことで頭の中が整理されてより効率よくひとつひとつの仕事に取り組めるようになりました。
初めて客観的な「私」を知り、抱えている課題が見えてからはその課題ひとつひとつに立ち止まって「適切な取捨選択」ができるようになりました。
それからというもの、私は広報担当を担い、定期的なSNSの発信をしていました。
フォロワーの反応がいまいち伸び悩んだ時も以前のように他に手を付けたりはせず、原点に戻って考える様に意識しました。
税理事務所の紹介や制度を載せているだけで、見ている人がそもそも少ないのではないかと考え統計を取ることにしました。
フォロワーの年齢、性別、フォローのきっかけ(税理士同士、学生インターンシップ、税務知識の習得、数増やし、お客様 など)を洗い出しました。
また更に向上させるために自分で統計を、時間、ハッシュタグ、URL、反応数、フォロワー数に分け取りました。
そうする事で、Twitterは朝ビジネスマンがニュースやトレンドを、昼は主婦がTVやドラマを、夜は学生や仕事終わりの会社員がTVをみていることが多いことがわかりました。
そこで取組として税務知識を発信することを増やし、それだけではなくお客様やその他のお客様は今日のニュースやトレンドを調べる傾向があることを統計から集計し、トレンドを積極的に取り入れ、それに関連した税務知識を入れるようにした。
更に新たな顧客を収集するため、今まで書き溜めていたのに読まれていなかった記事とトレンドを有効活用する事で37名のインプレッション数が1か月で約43,000名まで上げることができました。
インターン後の変化、将来の夢について
インターンシップ後の変化は、「社会に出ると相手は教科書ではなく人間であるから一問一答のように一つの案件を解決するべきではない」と感じる様になりました。
インターンシップを始める前の私は資格を取得すれば即戦力になると考えていましたが、実際は教科書のような問題や回答は実践力にはなりえないと学んだからです。
もし二つの案件があり、たとえそれぞれ最終的に同じ答えが出る案件であってもお客様のストーリーはそれぞれ違うしアプローチの仕方も違うと思います。
社会人になったら学校とは違い失敗は許されません。
教科書の知識をただマニュアル通りに使うことだけでは教科書化されたAIのような人間になってしまうと思います。
AIにできないことは「相手に寄り添う」ことだと思います。
だからこそインターンシップを通して人間として社会人として知識を得ることだけにとどまらず人に寄り添い笑顔にさせる責任感を身に付けたいです。
だから大学生活をただ過ごすのではなく、いろいろなことにチャレンジして失敗と成功を繰り返していく中で自分自身を成長させたいです。
将来の夢は、大学で学んだFPを活かせる仕事に就き、一人でも多くの方が賢い消費者になれるような一人一人の人生に寄り添いサポートしたいです。
お客様に「わかりやすい」「相談しやすい」と言っていただけるような仕事にやりがいを感じたため、的確な専門的アドバイスができる判断力と相手を思いやり相手のペースに寄り添う優しさを持った人間になりたいです。
相手のペースに寄り添い耳を傾けることで、その方の伝えたいこと考えていることが徐々に見えてくるとインターンシップ通して実感します。
皆さんも出会いは一期一会なので人とのかかわり大切にし、実際の社会の中で人との関りを通して行われるので体験と思わず、就職の延長線だということを肝に命じて経験してみてください。
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